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横浜市の西中様から

久しぶりのつくば100キロ
久しぶりのつくば100キロ
2016年5月28日〜29日
神奈川県横浜市  西中 誠
 過去2回完歩した「つくば100キロウォーク」と、ほぼ同じコースの「つくばりんりんロードウォーク大会」が、2016年5月28・29日の両日に筑波山ふもとのリンリンロードを中心に開催された。これに我が100キロウォーク仲間のN氏がエントリーしたので、外野から応援しようと参加者の後からT氏と一緒に歩くことにした。コースは、つくば100キロと殆ど同じだが、運用が一部違っている。第1区間のリンリンロード筑波登山口を13時に出発し、街中(12キロ)とリンリンロード(8キロ)を通り、同じ筑波登山口に制限時刻17時で歩き、早く着いた人は一旦休憩する。そして、リンリンロード20キロ先の岩瀬中継所に向けて17時に一斉に再スタートし、制限時刻21時30分で歩く。岩瀬でも早く着いた者は一旦休憩し、また21時30分に一斉スタートする。その後は、筑波登山口の60キロポイント、80キロの土浦中継所、ゴールの筑波登山口(100キロ)まで、ひたすら歩き続けるというルールなのである。
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スタートして1.5キロあたり
 当日(28日)は好天で筑波山もよく見えた。ゼッケン番号のないふたりは、皆がスタートしたあとの13時10分過ぎに、正式参加者に迷惑を掛けない様に少し遅れて歩き始めた。N氏は快調に歩いているようだ(田んぼ越しに姿が見えた)。今回の目的は3つ。一つはN氏の応援。二つ目は、新しいシューズが10月の行橋別府100キロで使えるかのチェック。そして最後の一つは、昨年苦しめられた股関節の様子をみる事である。
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バックに筑波山が見えます
 ゆっくり歩きなので身体への負担は小さく、途中の美味しいドーナツ屋のドーナツを頬張り、16時40分くらいに第1中継所(筑波登山口)に到着した。オープン参加ゆえ、中継所近くになると横にそれていたが、1区間の道案内をされていた方と区間内で2回もお会いし、お話する機会があったからか声を掛けて頂いた。そして、親切にもエイドのキュウリは無くなっていたが飲料を戴いた。有難うございます。感謝感謝です。
 17時の一斉スタート時も10分程遅れて横からスタートして、ひたすら20キロ先の岩瀬を目指した。ウォーキングの練習をしていなかったのでゆっくり歩きでも20キロも歩くと少しバテ気味で、おまけにシューズが合わず、この時点で肉刺がいくつもできており、残り80キロに不安がよぎる。リンリンロードをひたすら歩く単調さにも飽きがきて、モチベーションは下がり気味。暗くなってヘッドライトの明かりを頼りに、40キロの岩瀬に21時20分に到着。足元は肉刺と共に浮腫みもできて最悪である。日頃ランニングで使っているこのシューズは、100キロには向かない。そしてシューズ選択ミスを悔やむ(目的がその確認だったのだから分かって良かったのだが、この時点では辛さが勝って忘れていた)と同時に、この先60キロが耐えられるか不安いっぱいである。岩瀬では美味しいミンチカツのエイドがあるが、当然オープン参加の我々には無縁で、素通りしてブルーシートに寝転ぶ。満天の星は見事で、見ている内に少しまどろんだ。
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岩瀬間近かの39キロあたり
 「一斉スタートしますよー」のマイクに起こされ、N氏・T氏と一緒に残り60キロに向けてスタートした。ここから10キロ程少し下りのだらだら道で、周りは真っ暗。少しピッチを上げて進んでいると、50キロの真壁手前でN氏が不調を訴えて「先に行って」と言う。元々N氏応援で歩いているのだから我々が先行する事はありえない。「ゆっくり行こう」という事でN氏を先頭に歩き始め、少しするとN氏が回復して俄然快調に進み出した。実は、N氏は凄い頑張り屋で、昨年の行橋別府100キロでも、75キロで「リタイヤしまーす」と連絡しながらも、少し休んで回復し見事ゴールした実績があり、どんな状態・状況でも決して諦めない人なのです。60キロ手前のコンビニでエネルギーをゲットした。近くのベンチで「ガリガリくん」を3人揃って食べた。「美味しかった」。出発地点であり60キロポイントの筑波登山口を1時過ぎに通過し、先行するT氏の後をN氏と並んで色々話をしながら歩いた。
 68キロくらいで急にT氏の調子がおかしくなった。汗をいっぱいかいてペースが上がらない。T氏の歩く時の方法で、今回もあまり水分摂らなかったという事なので、おそらく熱中症と思われる。最大の注意を配して休みを取りながら6時になんとかチェックポイントの土浦に到着出来た。相談の上、T氏はここまでとして土浦駅から電車に乗った。その後の連絡で、無事に帰宅し体調も戻ったとの事、大事に至らなくて良かったと安堵する。
 土浦では「パン」のエイドがあるが、当然貰えないと思っていたら、お世話している青年が「どうぞどうぞ」と一つ手渡してくれた。申し訳ないと思いながらも「有難うございます!」と笑顔で戴いた。ゴール後に、今大会の役員をしておられる憧れの高速ウォーカーU氏にもお気遣いを戴いた。昨日の道案内の女性といい、人の親切や温かさが身体全体に染み渡り、疲れを消し去り元気をくれる。そして、自分もそうありたいと願うばかりである。誠に有難う御座いました。
 「10時までにゴールしょう」とN氏と頑張って歩き出す。この頃は、肉刺にも足の痛みにも慣れて(感覚が薄れて)ピッチを上げようと思えば時速6km超も出せる状態で、体力は残っていた。N氏応援のウォーキングゆえ、先を歩いては少し待つを繰り返しながら残り12キロ地点まで来ると、疲れからかN氏の足取りが鈍くなってくる。「この先で少し休みましょう」と進んでいると、一般の方の応援エイドがあった。それがなんと今年初めての「スイカ」でした。晴天且つこの時間になると気温も上がり、一番辛い時の甘くて美味しい「スイカ」は何倍もの力となった。有難う御座いました!
結果、予定の休憩をせずにゴールを目指し歩き続けた。
 気温は更に上昇し水分補給が必須となり、度々自販機に立ち寄って飲料をゲットしていた。ロードを外れて自販機に行っている間に追い越され、又追い越すを何回か繰り返していた残り5キロくらいで、ゼッケン番号3の女性とお話しをした。色々と話していると、いつも見ているmoonブログ(moonさんは今大会に出場し、先のドーナツ屋さんや、岩瀬からの下りや土浦手前でもお会いし挨拶をした)に名前がよく出てくる「メグさん」だと教えてくれた。moonさんやあららちん(今回の100キロに出場し女性1番になった人で、土浦に向かう道中にゴールを目指す本人とお話しした)の話題で盛り上がって歩いている時に、バイクに乗った格好良いイケメンがメグさんに声を掛けてきた。話を聞いてみるとチームつきっこメンバーで、moonブログと同時に見ている別のブログの男性であった。文章に何かしら共感するところがあるブログは興味深く、「いつも読んでいます」と伝えると、早速に翌日のプログに掲載されていた。初めてお会いしたが、ちょっと暗い感じ(小職の個人意見です)のブログからは想像もつかない素敵な男性だった。お会い出来て良かった。50m先を進むN氏の後姿を見ながら、メグさんと並歩しているとゴールの横断幕が見えてきた。「オープン参加なのでゴールラインは越せないので」と横にそれようととすると、「大丈夫ですよ、大丈夫」と言う明るく元気なメグさんに引っ張られて一緒にゴールした。歓喜の瞬間である。そして、写真もたくさん撮られた。
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ゴール間近か ゴール
ゴール ゴール
ゴール ゴール
 こうして、久しぶりのつくば100キロが終わった。途中、色々不測事態はあったが、楽しい20時間弱のウォーキングであった。そして、第一の目的は、当然N氏も20時間を切ってのゴールをして応援隊としてはこれ以上の喜びはなく、達成できたと思っている。第二のシューズの件も確認ができた(ダメな事が)。第三の股関節は最後まで痛くならず大丈夫であった。今回得た経験を糧にして、是非10月は目標達成に向けて頑張りたい、いや頑張る!と強く思いながら帰途についた。
(付録 : 合わなかったシューズの犠牲は、足爪4本の殉死であった)
以上
横浜市 西中 誠
足爪4本の回復、お祈りします。。。



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