ホーム > ウォーキングレポート > 100kmウォーキング 2014(九州)
2014年10月29日
横浜市の西中様から

100kmウォーキング、2014年の行橋〜別府100キロウォーク
夢の実現は・・・ 4289番  神奈川県 西中 誠
集合場所:行橋正八幡宮


 まずは強力な台風が迫る10月11〜12日に、無事に開催出来た事に感謝です。そして川本代表はじめ関係者の皆様方に厚く御礼を申し上げます。
 7回目ともなれば少しは落ち着いた準備が出来そうなものだが、申込・抽選発表・本番とドキドキ・ハラハラ・バタバタは相変わらずである。前回の16時間24分を限界と思っていたが、欲深い人間は更に上を求めるもので、無謀ともいえる夢の15時間台への挑戦を今回のモチベーションにしたのだ。
 バタバタの中、無事にスタート出来た。というのも7月中旬のマラソン練習中にアキレス腱周辺を痛めて歩く事も困難になり、9月に入ってから本格練習をするも再発の不安が常に付き纏っていたのである。更に直前の7日に左脚付け根を痛めてのスタートだったので過去6回にない不安だらけだったのである。
 前回以上に最初からピッチをあげ、築城公園(14キロ)、浜の宮大橋(20キロ)と概ね計画通りで進み、中津第1CP(36キロ)には少しの遅れで着いた。アキレス腱と付け根の痛みが出ない様に通常より歩幅を小さくし注意をしながら進んできたが、ハイペースできたので疲れも予想以上で完全にオーバーペース状態である。まだまだ先は長いのに暗澹たるものである。それが祟ったか宇佐では遅れが拡大した。17キロ過ぎから何度も脚が攣りそうになった。その度に速度を落としたり立ち止まったりして脚を誤魔化しながら進む。9月にラン111キロ、ウォーキング119キロの疲れが残っているからか、スタート時から脚も身体も重かった。「今だ!頑張るのは今だ!」と叱咤激励し立石峠・七曲り・赤松峠を気力で乗り越え、日出では遅れを縮小した。そしてゴールの15時間台を完全にロックオンしていた。
 今回、同じ神奈川県から初参加のU氏と長井浜辺りで一緒になり並歩した。道中色々とお話をさせて頂き、また数歳先輩ながらすごくお元気でしっかりした足取りに、まだまだ頑張らねばとの思いを強くさせて頂いた。有難うございました。そして前回同様に神奈川地元でライブ中継など情報と元気をくれた仲間に感謝申します。
 日出から残り14キロ。ゴールまで6.5キロ/時のペースで歩けば夢実現と計算し、強い気持ちを持って再スタートした。途中で留めが壊れたデジタルメトロノームを右耳に当てて152歩/分ピッチを刻んでいく。こんなスピードで歩く必要がないのに、少しでも早い時間でゴールしたい欲に駆られたか時速7キロ近い速度で進む。先行者を追い越して一人旅になり、しんどく苦しい。「苦しいのは今回で終わりだ!」と自分に言い聞かせ、痛みも疲れも眠気も何もかも思いの彼方に追いやり、ひたすらにゴールを目指した。実は来年以降はタイムを気にせずゆっくりといろんなものを楽しみながら歩きたいと思っている。そして健康である限り参加して完歩10回を実現させ、翌年からはボランティアとして大会に参加したいと考えているのである。
 残り6キロ地点で得意満面の写真を撮って頂き、快調に残り5キロ表示を過ぎる。あと50分でゴールすればよく、楽勝と思った矢先だ。あっ!・・・・・。 脚が止る。歩けない。どこかが痛い訳ではない。でも歩けない。「なんだー!何なんだー!」。2〜3m進むとすぐに歩けなくなる。左腰が曲っている。初めてだ。何が起きたんだ。気力を振り絞り前に進む。が、すぐに止る。歩けない。それでも前へともがく。だがすぐに止る。「あーーーーー!」リタイヤの四文字が頭を埋めていく。どんどん勇者が追抜いていく。その歩きが羨ましい。タクシーが横を走り抜ける。リタイヤがタクシーと重なる。数歩進んで止り、腰を伸ばす動作をして2〜3m進む。これの繰り返しで残3キロまでくる。辛い、苦しい。「ここまできて歩けなくなるなんて・・」 信号待ちに歩道横柵でストレッチをした。少し楽になり10mは歩ける様になった。それからは柵を使ってのストレッチと歩きの繰り返しで進む。ゴール横の歩道橋が見えるが遠い。何回ストレッチをすればいいのか・・。的ケ浜公園の3段の階段を上り拍手に包まれてやっとゴールした。ゴールライン直前に曲がった腰を必死で伸ばしてみたが伸びなかった(笑)。16時間16分23秒のタイムで15時間台は無残に散った。夢が敗れたのは実に残念であるが、あの状態でよく完歩したもんだと最後の頑張りを褒めてやりたい。敗因ははっきりしている。無理な姿勢とスピードの上げ過ぎである。あの時、普通のバランスの取れた腕振りと6.5キロ/時で歩いていれば・・・。後の祭りである。こうして感想文を書いている今、脚の痛みはなくなり、テープを外す時に剥がした皮膚の傷が残っているが、これも11月末には治るだろう。あと、心に残った悔しさは来年の完歩で・・。
 腰の曲がったゴールのライブを観て苦笑いし、あの壮絶な5キロが蘇ってくる。あの5キロは何だったのだろう・・・・・。
 こうして7回目の挑戦が終わった。今までは、この大会が終わると1年が終わった様に感じていたが、今年は12月に初めてのフルマラソン挑戦があり、そちらの不安が日増しに大きくなってきている。今回のリベンジとして、何としても制限時間内での完走を実現したいと決意を新たにしている次第である。
■ゼッケン番号:「シジュウニ ヤク(どし)」・・・4289番
■ゴールタイム:「イロイロ(あったね)ニイサン」・・・16時間16分23秒

いやー、記憶に残る100キロでした。

おまけ 「100キロ 川柳」
  もういいと 思い続けて 7回目
  健康の 証しは100キロ 完歩証
  夢にみた 15時間台 夢と消え
  七曲り 今年もいじめる 容赦なく
  抽選の 結果みてから 安堵と不安
  7回も 来れば第2の 故郷だ
  1年に 一度の苦行 100キロ行
  何故みえぬ 自分のつらさ 他人(ひと)の楽
  ぜんざいの 誘惑断り 前に行く
  健康で 100キロ完歩 不健康
  100キロと 危険ドラッグは 同類か?
  何故歩く 答えが出ぬまま 7回目
  7回目? ラッキーセブンは ありゃしない
  すっごいねー これを言う友 分かってない
  7回も いじめにあって まだ懲りぬ
  七曲り 夢の中でも 苦労する
  100キロの 前に練習 200キロ
  自信つく いじめ7回 耐えてきた

ぜんざい休憩所 行橋正八幡宮 行橋沈下橋

横浜市 西中 誠
お疲れ様でした!



このレポートの無断転載、引用、複写等の著作権を侵害する行為はご遠慮ください。



Copyright © M. Nishinaka 2014 , All rights reserved.





ホームへ
ホーム  地域別  沿線別  テーマ別  全コース一覧  リンク集  お散歩アルバム