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2013年10月30日
横浜市の西中様から

100kmウォーキング
2013年の行橋〜別府100キロウォーク
進歩と経年劣化
2039  西中 誠(61) 神奈川県 16時間24分(6)
 昨年を最後にと非常に苦しい思いで完歩した記録が17時間38分であった。で、今こうして今年の感想文を書いている自分に苦笑いである。今回は例年程練習が出来なかった、否、やらなかったので、記録より完歩優先としていたのだが、折角参加するなら早い時間帯の出発で速い人達のスピードを体感し、あわよくばその人達の流れに引っ張ってもらおうとの安直な考えで12時10分頃にスタートラインを跨いだ。18−20時間グループの前の方であったが昨年の12時51分と同じ位の速度でちょっと拍子抜けし、逆に追越して歩く恰好になった。が世の中甘くなく、日差しが強く体感温度が高い事もあって10キロ過ぎで早くもバテぎみに。早々に練習不足が表れた感じで「リタイヤ」の文字が頭を過る。18キロ辺りからは眠気も加わり23キロ貝汁では中津までも無理と思える程の疲れ様で、その後も回復の兆候はみられず這う這うの体で中津に到着。めっちゃ疲れた!
 中津を出て仲間にメールしようとしたが不覚にも出来ず(泣)。日頃使っているスマホは大きく電池ももたないので昨年使用したガラ携にしたが、文字が小さくて見えない・打てない・操作を忘れているで、結局電話になった。1年の長さと自身の衰えを感じた瞬間だ。今回は仲間の一人が都合で参加できず神奈川県で応援と中継をしてくれたので大いに助かった。仲間の肉声で元気になり、涼しくなって身体が楽になったのか中津を出てからは歩き・ピッチ共順調で、いつも苦労する宇佐までを快調に進み22時過ぎに入った。熱いお茶を頂き峠越えに向かう。手の浮腫みも少なくぐっと握っても力が入る。まだ元気だ。この時間だと人も少なく孤独でピッチを落さない様にリズムを刻んでいく。リズムを取るのに「猫ひろし」と「矢野けんじ」を口にした。「猫ひろし」は5月のつくば100キロでも実績があり、新たに巨人軍の「矢野けんじ」が加わった。何故矢野なのかはわからないが、猫ひろし同様に語呂が良い。分140〜145歩のピッチには「猫・ひ・ろ・し・空、猫・ひ・ろ・し・空」と「矢野・け・ん・じ・空、矢野・け・ん・じ・空」はぴったりだ。この調子で立石峠を越えた。頂上で上り得意の人に追付かれ、75キロのぜんざいまで並歩させて頂いた。72歳の先輩は70歳から参加されたとの事で敬服である。道中の色んなお話しで沢山の勉強になった。人生色々である。有難う御座いました。
 100キロは8回目だが、今回はびっくりする程水分を取った。日出までに水・お茶・アクエリアス・カフェオレ・スポライト・ヤクルト等々10本5リットルである。天候のせいか体調か年齢か・・。七曲りは昨年以上に苦しかった。年々苦しさが大きくなってくる。これまた年齢か・・。下りでペースが戻せたので維持しながら一気に赤松峠を越えた。日出に着くなりコンビニに直行し三ツ矢サイダーを購入。歩きながら日出からは大好きな三ツ矢サイダーで歩き切ると決めていたから。温かいスープを戴きゴールの的ケ浜へ出発。2時台の日出は初めてで歩いている人は前に点滅灯一つ、後ろにヘッドライトは見えない。
 今年は中津までが一番キツかった。疲れもひどく眠くもなって16時頃は例年のゴール直前の様であった。水分も十分に取り体調も悪くはなかったのだが・・。逆に中津からは、辛くはあったが攻めの歩きがゴールまでできた。そして今年も美味しい梨・お味噌汁・スープを戴き、各CPで飲料水・バナナ・梅干しを戴いた。更に至る所での「頑張ってー」の声援に元気も戴いた。関係者・ボランティア・協賛の皆々様、走っている車窓からの応援の皆様、大変お世話になり有難う御座いました。今回もシューズを新調した。いつも両足踵横に500円位の肉刺が出来て苦労したが、指含めて肉刺ができなかったのは初めてで靴にも助けられた。只、爪は両足の人差し指と薬指両方の4爪が見事な戦死であった。
 別府ロイヤルを過ぎて前方でフラッシュが見え関係者の方が写真を撮ってくれていた。横に「あと6キロ」の表示板。5キロ、4、3とゴールが近付いてくる。神奈川の仲間が「インターネットでライブを見ている。ゴールしたら1・2歩前に出て左上をみて」との指示。この時間に応援の仲間に感謝で俄然元気が出る。2、1キロ、陸橋が見えてくる。長い長い戦いの終焉間近。公園に入る3段の階段を上る。ゴール横断幕が見える。拍手に迎えられる。そしてゴーーーーール。突き上げた手はまだまだ力が漲っていた。仲間がみているインターネットのカメラに向かってどや顔をしたが、さてどう映ったか・・・。「16時間24分28秒」立派な自己新が載った完歩証を頂戴し、6回目の挑戦が無事終わった。「もう歩かないでいいのだ」の心の呟きを聴き体中の緊張感が抜けて頭から足指先までが一気に弛緩した。「100キロ=克己」を再認識し、進歩と経年劣化が残った。
横浜市 西中 誠
お疲れ様でした!

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