東武伊勢崎線加須駅から加須うどんを食べてレンタサイクルさんぽ!
こんにちは。oh!散歩隊2号のてくてくある子です。 今回下車したのは埼玉県加須市にある東武伊勢崎線加須駅。加須市は茨城、栃木、群馬県に接し、利根川の豊かな自然に育まれた田園風景が広がることから、お米の生産量が県内上位。さらに昔から裏作で栽培が盛んだった麦を使った「加須うどん」も名物です。関東三大不動の一つに数えられる「不動ヶ岡不動尊 總願寺」には、江戸時代に「うどん粉」を贈られた館林城主からの礼状が残されているのだそう。ならば加須うどんをツルツルっと食べて、由緒深きお不動様参りへ。イチョウの大木が見事な「龍蔵寺」「玉敷神社」にも訪れようと、レンタサイクルに乗って出発!
歩いた日 2017年10月10日
難易度   ほどほど
時間 約5時間30分
歩数 不明
高低 平坦
距離 不明
車椅子 一部可能
サイクリング 最適
テーマ別の花へ テーマ別の街へ テーマ別の森へ テーマ別の川へ テーマ別の紅葉へ
 今回のコースは、自転車を利用しています。


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〔01〕〔02〕〔03〕 お散歩アルバム[こいのぼりの街]
 加須駅の駅ビル「かぞマイン」2階に「加須名物こいのぼり焼」のお店。のぞいてみると、つぶあん、チョコ、チーズ味などのいわゆる“たい焼き”ですが、かわいいこいのぼり型です。
 北口ロータリーには、風にのってゆらゆらと泳ぐこいのぼり。そう、加須は明治時代に手描きこいのぼり商店が約40軒あり、日本一の生産量を誇った“こいのぼりの街”でもあるのです。

〔04〕〔05〕 お散歩アルバム[駅通り商店街]
 現在もこいのぼりを製造している会社があり、毎年5月3日に利根川河川敷で開催される「加須市民平和祭」では、全長約100メートルのジャンボこいのぼりを遊泳させるのだとか。
 そういった観光情報や加須うどん食べ歩きマップが手に入る、加須市商工会館1階の「観光案内所」へ。2階の「観光レンタサイクル」受付では、今回の散歩のおともの自転車を借ります。
〔06〕〔07〕〔08〕〔09〕 お散歩アルバム[石橋]
 加須駅入口交差点の先に流れる「会の川」沿いの道を行くと、懐かしい雰囲気が漂う石橋がいくつか。長いこと架かっているのだろうと思わせ、かつての風景も目に浮かんでくるようです。
 加須は江戸時代に日光街道と中山道をつなぐ脇往還の宿場町、不動ヶ岡不動尊 總願寺の門前町として発展。その名残がどこか感じられ、自転車のペダルを踏む回数もゆっくりになります。
〔10〕 お散歩アルバム[頭のところに植えたイチョウ] [アカマツも]
 「龍蔵寺」の門前の花店では、藤棚の木陰に出されたテーブルでお客さんとお店の方がおしゃべり。時間もゆったりゆったりと流れています。
 文和4年(1355)、この地で人々を悩ませていた白龍を退治した際、龍の首がもたげたところに寺を建て、頭があったところにイチョウを植えたと説明看板。こちらがそう? とイチョウの大木を見上げ、紅葉したらまた見事だろうなあ。
〔11〕 お散歩アルバム[冷汁うどん]
 国道125号線を渡って、いよいよ加須うどん。利根川を渡って總願寺にお参りに来た人々にふるまわれたといわれ、その歴史は300年以上。人々の暮らしのなかにも深く根づいてきました。
 市内には数十軒のうどん店があり、今回訪れた「子亀」は加須うどん名物「冷汁うどん」発祥の店。大葉とごまみその風味が香る汁に長い手打ち麺を付けていただくと、コシがあってモチモチ! あ〜加須に来てよかった!
〔12〕
 加須うどんはお店ごとにアツアツ付け汁の「なす南蛮うどん」、スパイシーな汁が絡む「カレーうどん」、具だくさんの「鍋焼きうどん」などメニューを工夫。さまざまな味を食べたくなります。
 また、總願寺に残るうどん粉の礼状に“6月25日”の日付があることから、その日は「加須うどんの日」に。毎年、「うどんフェスティバル」などのイベントが行われています。
〔13〕〔14〕〔15〕
 總願寺は仁和2年(886)、光孝天皇の仰せにより智證大師(弘法大師の甥)が彫った不動明王を本尊としたのが始まり。江戸時代には徳川家の厚い信仰を得て、成田山新勝寺、高幡不動尊と並ぶ関東三大不動の一つとされてきました。
 金色の山門をくぐり、天保15年(1844)建立の不動堂にお参り。堂内には何枚もの大絵馬が掲げられ、軒下を飾る彫刻は繊細かつ荘厳。見上げる首が痛くなってしまうほどです。

〔16〕 お散歩アルバム[青銅製の灯籠] [大日堂]
 境内にはほかにも、隣の行田・忍城に建造され、移築された総欅造りの「黒門」、傘の上に「倶利迦羅不動」が施された青銅製の灯籠など、目を惹きつけられるものがいろいろ。
 2月には390年以上の歴史をもつ伝統行事「節分会」、9月には一般客も参加できる「火渡り式」などの行事も催され、それらの日にはたくさんの人々でにぎわうそうです。
〔17〕〔18〕
 總願寺の門前で約150年前から売られているという「五家宝」は、もち米に水飴を加えて棒状に成形したものを大きな包丁で同じ長さに切り、きな粉をまぶしたお菓子。
 五家宝店「清見屋」のおかあさんに「水飴が入っているから暖かいと柔らかめ、寒いと固めになるんですよ」と教えていただきながら、試食の五家宝をぱくっ。さっくり軽くて甘さ控えめ、ほっとする味です。
〔19〕〔20〕〔21〕〔22〕 お散歩アルバム[不思議田] [コスモス]
 お土産の五家宝をかばんにしまって、線路向こうの玉敷神社へ。寄り道した田んぼ沿いの道で加須の伝承話『不思議田』が書かれた標柱を発見。なになにと読み、不思議だなあ!
 黄金色に輝く稲の波の真ん中をぐいぐいとペダルを漕ぎ、県道305号線に合流。けっこう走ったな〜と思う頃、4月下旬〜5月上旬に樹齢400年の大藤が咲く「玉敷公園」に到着します。
〔23〕〔24〕〔25〕 お散歩アルバム[玉敷神社]
 その奥に佇む「玉敷神社」は大宝3年(703)創建と伝えられる古社。祭礼では300年以上の伝統を誇り、国の重要無形民俗文化財に指定されている「玉敷神社神楽」が奉奏されます。
 境内に立つ2本のイチョウはどちらも樹齢500年で、龍蔵寺のイチョウと同じように紅葉が楽しみ。古くから人々はこのイチョウが色づくのを麦まきの時期の目安としていたそうです。
〔26〕〔27〕
 県道151号線を走って次に向かったのは、寛延元年(1748)創業以来、原料米と伝統の技にこだわり、平成28年度・29年度全国新酒鑑評会で金賞を連続受賞した清酒「力士」の製造元「釜屋」です。
 米蔵を改造した売店では、長年愛され続けている「力士」の本醸造から純米大吟醸までを販売。シャンパンのような発泡純米酒やワイン酵母仕込みの純米酒など、新感覚の日本酒を買うこともできます。
〔28〕〔29〕 お散歩アルバム[立派な酒蔵]
 また、5名以上の団体は、一升瓶3700本分の酒が入った貯蔵タンクが60本ほど並ぶ貯蔵庫を見学可。酒造りの歴史を感じられる道具や酒器などが展示された「酒の資料館」も見られます。
 特別にご案内していただいた貯蔵庫は芳醇な香りが充満。資料館には「力士」の広告でおなじみだった漫画家・おおば比呂司氏の絵コンテ原画、国民的プロレスラー・力道山のポスターなどの展示があり、見ごたえたっぷりでした。
〔30〕〔31〕〔32〕 お散歩アルバム[加須生まれ]
 県道38号線を行くと、戦国時代から江戸初期まであった「騎西城」の跡。天守閣を模した建物内は「郷土史料展示室」になっており、イベント時のみ公開のようです。
 ペダルを再びぐいぐいと漕いで漕いで踏切を横断し、加須市商工会館で自転車を返却。加須土産をもうちょっと欲しいなあと「岡安堂」で「鯉のぼり最中」、「小松ベーカリー」で「加須カレーパン」を購入。
 加須は昔ながらのもの、地元のものを大切に守り続けている街なんだなあと、温かい気持ちに包まれて帰りました。


インフォメーション
  • 観光レンタサイクル
    加須市商工会館など市内4ヶ所で貸出・返却を受付 9〜17時(11〜3月は16時まで、土日祝は10〜16時)、無料
    利用申請書に記入し、身分証明書を提示
  • 釜屋の貯蔵庫と資料館の見学
    5名以上から受付、要予約、無料
    www.rikishi.co.jp

地図  東武伊勢崎線加須駅から加須うどんを食べてレンタサイクルさんぽ!
(PDF、125KB)

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<ご注意>
この記事に掲載された各種料金、価格、費用など、ならびに交通手段や経路、周辺の状況、所要時間などは、実際の歩行日あるいは記事執筆時点のものです。 お散歩隊が保証するものではありませんので、必要に応じて各自で最新情報をご確認のうえお出かけください。

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