JR武蔵野線新座駅から約13万坪の境内林が美しい平林寺へ!
こんにちは。oh!散歩隊2号のてくてくある子です。今回は埼玉県新座市のJR武蔵野線新座駅で下車。関東の古刹として名高く、約13万坪の境内林が国の天然記念物に指定されている「平林寺」に訪れることが目的です。境内林では四季折々に自然の美しさを楽しめ、とくに11月下旬から12月上旬にかけての紅葉がすばらしいとのこと。新座駅より徒歩約45分の道のりには、江戸時代に玉川上水から分水された県指定史跡「野火止(のびとめ)用水」が流れる遊歩道が整備され、しっとりとうるおいのある風景に包まれながらお散歩できます。
歩いた日 2015年09月29日
難易度   ほどほど
時間 約5時間
歩数 約15000歩
高低 平坦
距離 約8.4km
車椅子 可能
サイクリング 可能
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〔01〕〔02〕〔03〕
 JR新座駅には学生さんの姿が目立ちます。ロータリーに立つ地図「新座駅周辺案内」を見ると、駅の北側に立教大学と跡見学園女子大学、南側に十文字学園女子大学。どうりで多いわけです。
 10万馬力のパワーで悪に立ち向かう「鉄腕アトム」が「さあ、みなさん歩きましょう」と案内している地図は「にいざ野火止用水散策マップ」。駅から平林寺までのルートが記されています。


〔04〕〔05〕〔06〕 お散歩アルバム[野火止用水ふるさと小道]
 鉄腕アトムは新座市の特別住民とのことで、どういう関係なのかどこかに説明書きがないかなあと探しつつ、ロータリーの真ん中でくるくる回る水車を横目に「野火止用水ふるさと小道」に進みます。
 高層の商業施設とマンションに挟まれた遊歩道には水路が流れ、アメンボ、メダカ、それからザリガニまで! 駅前のこの空間に自然の生きものがゆうゆうと暮らしています。
〔07〕〔08〕 お散歩アルバム[キウイ鈴なり]
 「新座駅南口公園」を通り抜け、つきあたりの志木街道を左折したところに果実園。果樹棚を見上げるとキウイフルーツが鈴なりになっています。
 みずみずしそうだなあと眺めていると、電光掲示板に「新鮮!」「もらってうれしい」「11月より直売します」の文字。おぉ〜、収穫の時期にはぜひお土産にしたいものです。
〔09〕
 キウイフルーツ園になぜか、アンパンマンのキャラクターのぬいぐるみたちが乗ったおもちゃのヘリコプター。「新座航空」とも書かれていて、気になる…と思いながら、交差点を横断。
 角の建物に「焼だんご」ののれんが下がっているのを見つけ、吸い込まれるように入店。注文ごとに焼いてくれる手作りのだんご1本100円をお願いします。
〔10〕 お散歩アルバム[焼きだんご]
 こちらのだんご店「金井屋」さんは、新座市産業観光協会の会員店がおこなっている「新座まちなか観光案内所」を併設。観光ガイドマップをいただいて、新座名物だという手打ちうどんを食べられるお店をチェックしているうちに、焼きだんごがお皿にのって登場。お茶とともにアチアチと味わうとしょうゆの味が心と体にしみわたり、パワーがみなぎってきます。
〔11〕〔12〕
 畑や農産物直売所を眺めながら行き、「ふるさと新座館」に寄り道。ホールや公民館、農産物直売センター、観光インフォメーションコーナーがある施設です。
 ここで、鉄腕アトムと新座市の関わりは、作者・手塚治虫が新座周辺の武蔵野の自然を好み、『手塚プロダクション新座スタジオ』を構えたことがきっかけで生まれたと書かれた説明を発見。
〔13〕〔14〕 お散歩アルバム[野火止用水]
 鉄腕アトムは10万馬力の元気で新座市を応援しているそうで、国道254号を横断する手前の路上では「この歩道橋をわたれば野火止用水がみえるよ」と案内するステッカーも見つけられます。
 野火止用水は承応4年(1655)、川越藩主・松平信綱が野火止台地を開拓するために玉川上水から約25キロメートルにわたって開削。生活用水として利用され、周辺の田畑もうるおしました。
〔15〕 お散歩アルバム[花]
 昭和30年代までは水路で野菜を洗う人の姿が見られることもありましたが、現在は用水に沿って遊歩道「野火止緑道」が整備され、散歩の人々や子どもたちが行き来しています。
 頭上にはうっそうとした緑。季節ごとに彩りを添えるサクラやアジサイなどの草木も並びます。用水はゆったりと流れ、ときおり聞こえてくるかすかな水音が心にやさしく響きます。
〔16〕 お散歩アルバム[うどん]
 緑道の途中から「こもれび通り」を行き、新座市役所へ。地元産のにんじんと合わせた新座の新名物「にんじんうどん」を地下1階のカフェテリアレストランで味わおうと考えたのです。
 ところが、ラストオーダー13時半に間に合わず、閉店!(てくてくある子、こういうこと多いです…) 少し歩いた先にあったお店「手のべうどん たけ山」で、手打ちうどんをつるっといただきます。
〔17〕〔18〕 お散歩アルバム[睡足軒]
 お腹も心も大満足して向かったのは、平林寺境内林の一部にある「睡足軒(すいそくけん)の森」。600本以上の樹木が群立し、深閑とした雰囲気のなかを自由に散策できます。
 敷地内の建物「睡足軒」は、実業家で近代の三茶人の一人と呼ばれる松永耳庵(じあん)が昭和13年(1938)に飛騨高山から移築。親しい友人と囲炉裏を囲み、茶を楽しんだそうです。
〔19〕〔20〕〔21〕
 そして、道路を横断し、いよいよ平林寺の総門。境内に入っていくと、山門、仏殿、中門と県の有形文化財に指定されている荘厳な建物が次々と現れ、うわぁ〜と圧倒されます。
 平林寺は南北朝時代に岩槻城主が開基。やがて大河内松平家の霊廟となり、川越藩主・松平信綱の遺言によって、寛文3年(1663)に岩槻から現在の場所に移されました。

〔22〕〔23〕 お散歩アルバム[放生池] [平林寺内の野火止用水]
 臨済宗妙心寺派の禅の修行道場がある関東の代表的な名刹で、「たくさんのお坊さんが修行されているお寺ですよ。外からその様子を知ることはできませんけどね」と散策に訪れていた人。
 境内では修行僧の方々が掃除をしている姿などを目にしますが、本堂の先の立入禁止の建物には崇高な空気が漂い、息をすることさえもおそれ多いように感じます。
〔24〕〔25〕 お散歩アルバム[廟所参道] [野火止塚]
 放生池から奥に進むと松平信綱の墓もある「大河内松平家廟所」。さらに奥に行ったところに武蔵野の面影が残る平林寺境内林が広がります。
 モミジやコナラ、クヌギなどが多くをしめる雑木林はとにかく広大。木々の葉がいくえにも重なり、これらが色づく紅葉の季節はどのような景観になるのだろうと考えますが、想像もつきませんでした。
〔26〕〔27〕
 さて、のんびりと一周して約1時間。心が穏やかに落ち着いて、清々しい気分です。
 散策路によっては約30分でまわることも、途中のベンチでひと休みしながらまわることもできます。もし疲れたら、帰りは総門の近くにある「平林寺バス停」から東武東上線朝霞台駅(JR北朝霞駅)や志木駅、西武池袋線ひばりヶ丘駅や東久留米駅行きのバスに乗る方法もあります。
〔28〕〔29〕 お散歩アルバム[ライトアップ!]
 まだ元気だという場合は、陣屋通りを歩いて、先ほど途中で別れた野火止緑道をふたたび歩き、新座駅へ。
 気になっていたキウイフルーツ園のアンパンマンヘリコプターをもう一度見に寄ってみると、おっと、チカチカとライトアップ! 街歩きではこういった人々の遊び心と出会えるのも楽しいですよね。

インフォメーション
  • 手作り焼きだんごのお店「金井屋」
    水曜休
  • ふるさと新座館の観光インフォメーションコーナー
    毎週土・日曜スタッフ常駐
  • 睡足軒の森
    水曜休(祝日の場合は翌日休)
    (イベント)例年11月下旬〜12月上旬は夜間開園され、紅葉で彩られた園内がライトアップされます。
  • 平林寺
    拝観料大人500円

地図  JR武蔵野線新座駅から約13万坪の境内林が美しい平林寺へ! (PDF、132KB)

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<ご注意>
この記事に掲載された各種料金、価格、費用など、ならびに交通手段や経路、周辺の状況、所要時間などは、実際の歩行日あるいは記事執筆時点のものです。 お散歩隊が保証するものではありませんので、必要に応じて各自で最新情報をご確認のうえお出かけください。

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