日本橋川・神田川をめぐる船さんぽ&日本橋の老舗さんぽ!
 こんにちは。oh!さんぽ隊2号のてくてくある子です。今回は東京メトロ銀座線・半蔵門線三越前駅で下車。江戸の中心として多くの人が集ってにぎわい、発展した日本橋を訪れました。日本橋はご存知のとおり、東海道、中山道、甲州道中、日光道中、奥州道中の五街道の起点となった場所。また、全国各地から舟によって運ばれた食糧や生活物資を荷揚げする河岸が設けられ、陸路と水路を結ぶ接点となった場所でもありました。そう、すべての道は日本橋から! てくてくある子も初心に戻り、日本橋から歩き出します!


船今回のお散歩では、船を利用しています。 「時間」には乗船時間を含み、「距離」には乗船距離を含みません。
歩いた日 2014年07月02日
難易度 らくちん
時間 約5時間
歩数 約6000歩
高低 平坦
距離 約3km
車椅子 十分可能
サイクリング 不向き
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〔01〕〔02〕 お散歩アルバム[日本橋]
 「日本橋から歩き出します!」と言いつつ、今回はまず三越前駅から徒歩1分、日本橋のたもとにある「日本橋船着場」へ
 ここから「東京水辺ライン」が運航する水上バス「カワセミ日本橋川・神田川めぐり」に乗ります。
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 徳川家康は江戸に入城すると、食糧や生活物資、資材などを大量輸送するため、水路を江戸市中にはりめぐらせました
 しかし、明治、大正と時代が進み、鉄道や自動車などの陸路による運搬が主流になると、水路による輸送量は激減。戦後には焼け跡の残土の捨て場として水路が使用され、多くは埋め立てられてしまいました。
〔05〕〔06〕
 近年、そのような歴史を刻みながらもかろうじて残された東京の河川を活用する動きが活発化。スーパー堤防やテラスが整備され、人々が散歩したり休息したり、憩いの場となる水辺空間が創り出されています。
 また、隅田川、日本橋川、神田川などをめぐる水上バスやクルーズ船も運航。事前予約なしで乗船できるコースもあり、ふらりと気軽に船旅を楽しめます
〔07〕〔08〕 お散歩アルバム[出発] [高速道路]
 さて、日本橋船着場から乗った船は船内席デッキ席があり、どちらに座っても眺望よし。デッキ席は日焼け対策が必要ですが、川風を全身で感じられる心地よさは譲れないでしょう。
 上空を高速道路で覆われた日本橋川をぶぼぼんとエンジン音を鳴らし、出発! 地下道のような景観はどこか近未来的で、時折見えるまわりの建物が遠い世界のもののように見えます。
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お散歩アルバム[河口の橋]
 スピードにのった船は日本橋川に架かる橋の下を次々と通過。低い橋をくぐり抜けるときは「頭がぶつかるー!」と、おもわず首を引っ込めてしまいます。
 上空の視界が開けると、もうすぐ日本橋川の河口。やがて隅田川に入り、永代橋の向こうに高層ビルが林立する佃島を一望します。




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お散歩アルバム[個性的な形の巨大ビル]
 隅田川は川幅が広く、空も果てしなく広大。船跡の水面にぶくぶくとわき上がる泡を見つめ、いくえにも流れていく波を目で追います。
 両岸に視線を移すと、さまざまな形のビルや広告看板。あっ、あそこ「芭蕉庵史跡展望庭園」だから深川のあたりだよね、あっ、あそこ「明治座」だから人形町のあたりだよねと、名前が書いてある建物を見つけるとそこがどこかわかり、なるほどね〜と妙に嬉しくなります。
〔17〕〔18〕 お散歩アルバム[神田川]
 両国橋を過ぎたところで、今度は神田川に入っていきます。川幅がきゅっと狭くなるうえ、両岸には屋形船が停泊。洗濯物が干してあるのも見られ、人の気配を身近に感じられます
 しかし、ほとんどのビルが川に背を向け、急ぎ足の人々が行き交う東京の街はこちらの存在に目もくれず、よそよそしい感じ。橋の上にいる人がたまに手を振ってくれるとほっとします。
〔19〕〔20〕〔21〕
お散歩アルバム[万世橋]
[電車] [新幹線]
 さあ、船は水面をかきわけながら、浅草橋、秋葉原、御茶ノ水へと進みます。
 秋葉原から御茶ノ水にかけてはJR中央線、総武本線、新幹線、東京メトロ丸ノ内線の線路と川が並行したり交差したりで、電車や新幹線と遭遇することも。この様子を俯瞰した風景を想像すると、まるで自分がジオラマの世界に入り込んでしまったようです
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お散歩アルバム[東京スカイツリー]
 御茶ノ水でUターンし、再び隅田川へ。浅草方面へ向かい、東京スカイツリーを仰ぎ見ます。陸上より水上からのほうが視界が広いためか、そのスケールの大きさをより感じます。いやー日本人はとんでもなく巨大なものをつくったものです
 そして、浅草でUターン。隅田川を下り、日本橋川へと戻っていきます。船上では歴史的な建造物や橋の説明のアナウンスも流れ、あっという間の80分。なのに、1泊2日の小旅行に出かけてきたような大満足感です。
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 旅の余韻にひたりながら日本橋から川を眺望。日本橋船着場の反対側に渡ると「日本橋魚河岸跡」。漁師たちが幕府におさめる魚を荷揚げし、その残りを売った魚市場が開かれた場所です。
 大正12年の関東大震災後に魚河岸は築地に移転。しかし、周辺地域にあった海苔やかつお節といった乾物、魚をおろす刃物などの店は残り、今もなお老舗として営み続けています
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お散歩アルバム[中央通り]
 そこで、「コレド室町」の地下1階にある「日本橋案内所」へ。「老舗というと入りにくいかもしれませんが、お気軽にお立ち寄りくださいね」というやさしいお言葉とともに、オリジナルマップ「日本橋老舗めぐり」をいただきます。
 マップで紹介されている老舗は27店。天正元年創業の「日本橋 木屋」できらりと光る刃物を鑑賞し、大正元年創業の「有便堂」で和の封筒を購入。嘉永2年創業の「山本海苔店」は味付け海苔発祥の店で、宝永元年創業の「さるや」は日本唯一の楊枝専門店なのか! などなど、老舗めぐりを楽しみます。
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 ひとまわりした後、コレド室町にある元禄12年創業の「にんべん日本橋本店」へ。ここのイートインスペースでは引き立てのかつお節からとったおだしを100円で味わえるのです。
 うーん、香り豊かで奥深い味。塩を少し加えると旨みがぐっと引き立ちます。心がほっとして体の疲れにじんわり。いやー日本人はとんでもなくよいものを伝えてきたものですねぇと、老舗めぐりにも大満足したのでした。

インフォメーション
  • カワセミ日本橋川・神田川めぐり
    運航日時は限られているので、東京水辺ライン「水上バスで行こう!」オフィシャルサイトhttp://www.tokyo-park.or.jp/waterbus/index.htmlにて要確認。大人料金2060円、予約不要。

地図 日本橋川・神田川をめぐる船さんぽ&日本橋の老舗さんぽ!
  (その1)船コースマップ (PDF、139KB)
  (その2)老舗マップ (PDF、150KB)

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<ご注意>
この記事に掲載された各種料金、価格、費用など、ならびに交通手段や経路、周辺の状況、所要時間などは、実際の歩行日あるいは記事執筆時点のものです。 お散歩隊が保証するものではありませんので、必要に応じて各自で最新情報をご確認のうえお出かけください。

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