西武池袋線高麗駅から高麗神社まで歩いたのち、巾着田へ!
 こんにちは。oh!さんぽ隊2号のてくてくある子です。 今回下車したのは埼玉県日高市西武池袋線高麗(こま)駅。9月から10月にかけて約500万本の曼珠沙華(ヒガンバナ)が開花する「巾着田」へ行こう! というのが目的です。 高麗駅の駅前広場に出ると、「天下大将軍」「地下女将軍」と書かれた2本の赤い柱。これらは朝鮮半島の道祖神「将軍標」で、駅から歩いて約50分の「高麗神社」にちなむもの。 高麗神社は「出世明神」として名高いパワースポット! とのことですから、残暑厳しい折ではございますが、足をのばすことにいたしましょう。
歩いた日 2013年08月30日
難易度   ほどほど
時間 約5時間30分
歩数 約18000歩
高低 一部高低あり
距離 約9.5km
車椅子 一部不向き
サイクリング 最適
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〔01〕〔02〕 お散歩アルバム[高麗駅] [ニュースくん]
 高麗駅に散策マップはないかなと窓口に行き、目に入ったのは貼り紙「熊よけ鈴1個400円 当駅にて好評販売中」。 周辺には「奥武蔵」をめぐるハイキングコースがあり、週末には山歩きを楽しむ人が多く訪れるそうです。
 駅員さんから地図をありがたく入手。駅前広場にある「ようこそ高麗郷へ」の案内板に向かい、高麗神社について少しお勉強です。
〔03〕〔04〕〔05〕
 高麗神社の御祭神は高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)。高句麗からの渡来人で、716年に武蔵国に置かれた高麗郡の首長として赴任し、高麗人たちとこの地を開拓しました。
 若光が亡くなった後、高麗人たちがその御霊を祀ったことが高麗神社の始まり。1300年前の創建より代々の子孫が宮司を務め、現在は60代目だそうです。


  〔06〕〔07〕〔08〕 お散歩アルバム[茂むらのおそば]
 「←巾着田」に従って進み、踏切を越えて「台交差点」へ。駅前にはお店や食事処がありませんでしたが、ここにはコンビニエンスストアがあり、イートインスペースで飲食もできます。
 国道299号を右方向へ1〜2分行ったところには蕎麦店「茂むら」。奥武蔵といえば蕎麦でしょ! と、「産地直送 特別栽培」と銘打つ「まいたけ天 十割そば」をずずずっといただきます。
〔09〕〔10〕〔11〕〔12〕 お散歩アルバム[みそ漬とうふ]
 台交差点のそばの飲食店の店先に「さぎ草500円」、駅を背にして歩いた右側の農家のワゴンに有機野菜、さらに行ったところの「ざるどうふと生ゆばのお店」に「三色ゆば」や「みそ漬とうふ」。お土産に買って帰りたいものが次々と現れます。
 豆腐店の隣に「台の高札場跡」。ここは江戸時代に法度などを記した板札を掲げた場所です。
〔13〕〔14〕
 高札場から脇道に入って行くと、勝海舟の筆による「筆塚」。嘉永・安政年間(1848〜1860)にこの地で塾を開き、人々に学問を教えた宿老庵貫斎翁を称えて建立されたものです。
 また、少し歩いた先には、天保年間(1830〜1844)に相次いだ天災や水難事故を鎮めるために建てられた「水天の碑」。どこの地域にもさまざまな歴史があるものだなあ。
〔15〕〔16〕 お散歩アルバム[スイッチョ!] [栗]
 道ばたの草むらからは「スイッチョ! スイッチョ!」と虫の声。秋が近づいていることがわかります。
 と、聞こえてきたのは子どもの歓声。高麗川が穏やかに流れ、夏を惜しむかのように元気に川遊びする子どもたち、河原にはキャンプやバーベキューを楽しむ人々がいっぱいです。
〔17〕〔18〕〔19〕
 鹿台橋を渡り、高麗本郷交差点を横断。「カワセミ街道」を行き、高麗王若光の菩薩寺で、江戸時代に高麗郡の本寺として隆盛を誇った「聖天院」高麗神社を目指します。
 残暑の日射しが容赦なく照りつけるなか、てくてくてくてく。途中、お地蔵さまやお堂が建っている木陰に立ち寄らせてもらい、ひと休みしながら歩を進めます。
〔20〕〔21〕〔22〕 お散歩アルバム[高麗神社] [猫]
 高麗本郷交差点から歩くこと約25分。聖天院の本堂が山の中腹に見え、あそこまで登っていくのはちょっと大変なので、ごめんなさいもにょもにょと遠くから手を合わせます。
 街道から一本入った道に進み、聖天院から約5分で高麗神社に到着。「出世明神」といわれるのは参拝した政治家が次々と総理大臣になったことからで、私もどうか出世させてくださいと全力で拝みます
〔23〕〔24〕 お散歩アルバム[しだれ桜]
 高麗神社の裏手には国指定重要文化財「高麗家住宅」。高麗家は高麗神社の宮司を代々務めてきた旧家で、住宅は江戸初期の慶長年間(1596〜1615)築と伝えられているものです。
 5つの部屋と土間に分かれた室内を屋外から見物。約60年前まで使用されていたといい、その暮らしはいかなるものだったのかなあと思いをめぐらせます。
〔25〕〔26〕〔27〕〔28〕 お散歩アルバム[オクラ]
 カワセミ街道を少し戻って住宅や畑が続く道に入っていき、巾着田を目指します。
 畑にはトマト、ピーマン、オクラ、ネギなどの野菜のほかに、燃えるような深紅色のケイトウ、純白色のニラの花などが美しく咲き、地元の人との会話のきっかけになってくれます。
 「これから巾着田に行くの? 今年は日照りが続いたから曼珠沙華の開花は遅めだよ」
〔29〕〔30〕〔31〕 お散歩アルバム[高麗川] [川遊び]
 県道15号を横断した道の奥に「高麗郷土民俗資料館」。農作道具や生活用具のほか、駄菓子店のおもちゃや和菓子店の型などが展示され、昔懐かしさに心が和みます。
 資料館の後ろにまわると、長さ91.2mの木製トラスト構造の橋としては日本最長級の「あいあい橋」。そして、橋を渡った先の雑木林が500万本の曼珠沙華が咲き誇る群生地「巾着田曼珠沙華公園」です。
〔32〕 お散歩アルバム[曼珠沙華群生地] [ドレミファ橋]
 訪れた8月下旬は曼珠沙華と同じヒガンバナ科のキツネノカミソリが点在して開花。 ちょうどにわか雨が降りだし、薄暗い雑木林の足もとでオレンジ色の花がしっとりと輝いています
 巾着田の緑のなかで、雨粒の音に耳を傾けながら雨宿り。数十分後、雨音より虫や鳥たちの声がにぎやかに聞こえるようになってきたら、お待ちかねの雨上がりです。
〔33〕〔34〕 お散歩アルバム[巾着田のかかし]
 巾着田の名は高麗川の蛇行によって、その形が巾着のように見えることに由来。 巾着田から歩いて30〜40分の日和田山展望場からは全体を見渡せるそうですが、そこへ登るには山歩きの軽い装備が必要なようです。
 巾着の袋にあたる部分をぐるりと縁取る遊歩道を歩くと、どこまでも広がる田園風景。 春は菜の花、夏はハス、秋はコスモスなどの花も楽しめ、心がザブザブ洗われます。 巾着の袋口にあたる部分のところまでたどり着いたときにはみずみずしい新鮮な空気もたっぷり吸って、身体中がうるうる潤っていました。

インフォメーション
  • 巾着田曼珠沙華公園(2013年)
    有料期間/9月10日(火)〜10月15日(火)7:00〜17:00
    ※開花状況により変更する場合あり
    入場料/大人一日300円、中学生以下は無料 
  • 高麗郷古民家(旧新井家住宅)
    開館時間/9:00〜16:00(12〜3月は10:00〜15:00)
    休館日/月・火曜(祝日・巾着田曼珠沙華まつり期間中は開館)
    入場料/無料
    ※2013年9月から常時一般公開。江戸末期から明治初期に建てられた名家で、見ごたえがありそうです。

地図  西武池袋線高麗駅から高麗神社まで歩いたのち、巾着田へ! (PDF、133KB)

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この記事に掲載された各種料金、価格、費用など、ならびに交通手段や経路、周辺の状況、所要時間などは、実際の歩行日あるいは記事執筆時点のものです。 お散歩隊が保証するものではありませんので、必要に応じて各自で最新情報をご確認のうえお出かけください。

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