羽村駅から羽村堰、根がらみ前水田のチューリップ畑へ!
 こんにちは。oh!さんぽ隊2号のてくてくある子です。今回おさんぽに向かったのは、東京都羽村市JR青梅線羽村駅。2009年4月、われらが1・2のoh!さんぽ隊・隊長が「玉川上水緑道 羽村堰」で訪れた「羽村堰」「根がらみ前水田」を目指します。
 じつは隊長が訪れたとき、36万本のチューリップが咲き誇る「根がらみ前水田」はまだ開花していませんでした。そこで2号のてくてくある子、隊長の無念の涙を晴らすため、いざ出陣! 赤白黄色のチューリップは待っていてくれるのでしょうか!?
歩いた日 2011年04月13日
難儀さ   ほどほど
時間 約4時間30分
歩数 13500歩
高低 一部高低あり
距離 約7.5km
車椅子 ある程度可能
サイクリング 可能
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〔01〕
 まずは、羽村駅東口へ。「←駅前通りまっすぐ! 徒歩約20分! はむらZOO」や「三井アウトレットパーク方面バス乗り場→」と書かれた看板を見つけ、へぇ、ここには「羽村市動物公園」や「三井アウトレットパーク入間」もあるんだ。
 駅前ロータリーは花に彩られ、香りが充満。信号を横断すると、右手に「五ノ神社」推古天皇9年(601)創建と伝えられ、宝亀年間(770〜780)に熊野五社大権現を祀ったことから、もとは「熊野社」と呼ばれ、「五ノ神」の名が生まれました。
〔02〕 お散歩アルバム[まいまいず井戸]
 境内にはすり鉢状の「まいまいず井戸」。底面に降りていく道が渦を巻いていて、かたつむり=まいまいずに似ていることから名づけられたものです。
 井戸が造られたと推定されるのは鎌倉時代。水源が深く、技術が未発達だったためにこの形になったといい、熊野社とともに村の中心的な存在として人々を集めたと考えられています。
〔03〕〔04〕〔05〕 お散歩アルバム[お寺坂]
 駅に戻って、お次は西口へ。まいまいずのような階段の歩道橋がある「新奥多摩街道」を渡り、「この道は八百年の昔を語る古道で、旧鎌倉街道のひとつ」と書かれた看板を見つけます。
 坂道の途中には「馬の水飲み場とお寺坂」の看板。坂下に住む農家の人たちが坂上の畑との荷物の運搬に馬を利用。明治時代に青梅鉄道が開通してからは多摩川の砂利を羽村駅へ運ぶ馬もこちらの水飲み場に立ち寄ったそうです。
〔06〕
 坂の右手には「稲荷神社」本殿は弘化3年(1846)に着手し、嘉永元年(1848)に竣工と推定。神輿とともに青梅の宮大工・小林藤馬の作と説明板に書かれています。
 はて、どこかで見た名前。と思い出せば、嘉永2年(1849)に着工し、文久2年(1862)に竣工されたと推察される五ノ神社の本殿も小林藤馬によるものです。
〔07〕 お散歩アルバム[羽村橋のケヤキ]
 坂の下には文禄2年(1593)創建の「禅林寺」。長編時代小説『大菩薩峠』の作者・中里介山は羽村に生まれ、お墓がこの寺にあります。
 羽村堰入口交差点の崖ぎわには樹高23.5m、目通り直径5.5mの「羽村橋のケヤキ」。崖面に太い根がはっているのが見られ、わぁ〜、壮観!
〔08〕〔09〕
 奥多摩街道を横断し、羽村橋から玉川上水の両岸に咲くサクラの花を見物。こちらもすばらしい眺め!
 羽村堰周辺と玉川上水沿いにはサクラが約200本。今年は東日本大震災の影響で「はむら花と水のまつり」が中止。例年は模擬店が並び、イベントやライトアップが行われますが、今年は静かなお花見です。


〔10〕〔11〕〔12〕 お散歩アルバム[羽村堰]
 玉川上水は承応2年(1653)に江戸市民の生活用水を確保するため、玉川庄右衛門と清右衛門兄弟が羽村から四谷大木戸間まで43kmを開削。
 多摩川から水を玉川上水に引き入れる羽村堰は、固定堰と投渡堰で構成。投渡堰とは川に立てた支柱の間に丸太の桁を渡し、木の枝や砂利などを並べて造ったもの。多摩川が増水した際は丸太ごと取り払って流すことによって水門の破壊と洪水を回避する仕組みで、350年ほぼ変わることなく現役だそうです。
〔13〕〔14〕〔15〕
お散歩アルバム[治水技術のひとつ]
 通りをはさんだところには「玉川上水羽村陣屋跡」「水神宮」。陣屋は上水の取り締まり、水門、水路、堰などの修理をする役所でした。
 土手を行くと、プールがある「羽村市水上公園」。川の対岸には茅葺き屋根の家が見え、あれは「羽村市郷土博物館」の「旧下田家住宅」かな?
〔16〕〔17〕 お散歩アルバム[根がらみ前水田]  [スイレンとハス]
 と、見えてきたのは赤白黄色と列をなす花たち。11〜5月の休耕田を利用し、約8haの水田に36万本が咲く「根がらみ前水田」のチューリップです(隊長! やったよ! 咲いているよ〜!)
 地元野菜を売る店のおかあさんが「4月いっぱいは咲いているけど、25日以降は気温が上がるから良い球根を取るために、ところによって花を摘み取っちゃうの。今年は遅めだけどね」
 ん〜、花に囲まれていると、どうしてこんなにも幸せな気持ちになれるのでしょう。
〔18〕〔19〕〔20〕 お散歩アルバム[参道]  [阿蘇神社]
 秋にマンジュシャゲが咲く「大正土手」を行き、応永31年(1424)開基した「一峰院」に寄ると、文政2年(1819)頃に建造された鐘楼門は、またもや小林藤馬の作
 推古天皇9年(601)創建と伝えられる「阿蘇神社」は、平将門や藤原秀郷も造営したといわれ、市内でいちばん古い神社。文化15年(1818)に建造されたお神輿はと見れば、わわっ! 小林藤馬。大活躍だなあ。
〔21〕〔22〕
 阿蘇神社のシイの木を眺めていると、作業着姿の方々が伐採した木の枝を機械で細かく裁断する作業を開始。なにやら新鮮な木の香りが漂ってきます。
 「今日はスギやクスなどの枝を切ったんだ。木くずを袋に入れておいたら、いい香りがすると思うよ。竹も細かくすると緑のいい香りなんだ」。あ〜、ほんとうにいい香り!
〔23〕〔24〕〔25〕
 「おみやげにお茶をどうぞ!」の看板がある農家の前ののどかな道を行き、奥多摩街道を横断。美原街道へ進みます。
 「根がらみ坂公園」しだれザクラが満開。木製遊具が置かれた「グリーントリム公園」は新緑がまぶしく輝いています。新奥多摩街道の小作駅入口交差点を渡ると、もうすぐ小作駅。水と花と緑と、それから小林藤馬(?)に心洗われたお散歩でした。

地図  羽村駅から羽村堰、根がらみ前水田のチューリップ畑へ! (PDF、217KB)

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この記事に掲載された各種料金、価格、費用など、ならびに交通手段や経路、周辺の状況、所要時間などは、実際の歩行日あるいは記事執筆時点のものです。 お散歩隊が保証するものではありませんので、必要に応じて各自で最新情報をご確認のうえお出かけください。

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