西武秩父駅から御花畑駅、秩父駅周辺に広がる秩父の街へ!
 こんにちは。oh!さんぽ隊2号のてくてくある子です。 今回下車したのは埼玉県秩父市西武秩父線西武秩父駅。 秩父名物の食事処や土産処が並ぶ「仲見世通り」を歩いて、秩父鉄道御花畑駅秩父駅方面へ向かいます。
 秩父には「秩父札所めぐり」で知られる寺が点在。日本三大曳山祭りの1つ「秩父夜祭」が行われる「秩父神社」もあり、穏やかで落ち着いた街並みが広がっています。 また、明治中期から昭和初期には絹織物で栄えたところ。当時の建物がいまでもそこかしこに残され、1日ではまわりきれないほどです。
歩いた日 2011年02月24日
難儀さ   ほどほど
時間 約4時間
歩数 14000歩
高低 平坦
距離 約7.0km
車椅子 十分可能
サイクリング 可能
テーマ別の花へ テーマ別の街へ

ホーム インフォメーション 地図 前のページ 次のページ


〔01〕〔02〕〔03〕 お散歩アルバム[仲見世通り]
 西武秩父駅を出ると右手に「秩父観光情報館」、左手に「西武秩父仲見世通り」。まず、観光情報館へ行き、ガイドマップを手に入れます。
 次は仲見世通りへ。店頭に並べられた秩父名物の餅、まんじゅう、みそ、漬物、山菜、野菜に目移りし、食堂のメニューに書かれたご当地グルメのみそポテト、わらじかつ丼に心奪われます(まだ歩き始めたばかりだ! ここはがまんだ〜!)。
〔04〕〔05〕
 仲見世通りを出たところに銀色の招き猫。少し進んだところに銀色の下駄。これは何? と見ると秩父の街に100基、設置された「開運案内板 どこいくべぇ」
 下駄の説明には「秩父の天狗が忘れていった下駄です。この下駄を触ると天狗の神通力により足腰が元気になると言われています」。おぉ、さんぽ隊にはありがたいお話! 触らなくちゃ!
〔06〕〔07〕 お散歩アルバム[経蔵]
 秩父札所めぐり第13番「慈眼寺」は目のお寺。 境内にはメグスリの木が立ち、納経所には樹皮のエキスで作ったお茶やあめ、巡拝用品のおいずるや巡礼笠、持鈴なども売られています。
 経蔵では経典を収めた経庫を3回、回転させるとそれらを唱えたのと同じご利益が得られるとのこと。 必死に回転させようとしますが、ぴくりとも動きません
〔08〕〔09〕〔10〕 お散歩アルバム[パリー食堂]
 商店が軒を連ねる「番場通り」は秩父神社の参道。歩いていくと何やら雰囲気のある建物が次々と現れます。
 立派な表札と木造洋館の「片山医院」、大正5年創業の精肉店「安田屋」、昭和初期に建てられた看板建築の「小池煙草店」など、素晴らしくレトロな建物ばかり。造りも装飾も素敵です。
〔11〕 お散歩アルバム[フクジュソウ]
 明治36年開業の「岩田産婦人科医院」の角を右折。踏切の向こうに札所第15番「少林寺」が見えてきます。
 フクジュソウが咲く境内には「秩父事件」で殉職した警官の墓。 明治17年(1884)、生活に困窮し、自由民権思想の影響を受けた農民たちが蜂起した歴史の一端を垣間見ます。
〔12〕〔13〕〔14〕
 路地を通って番場通りに戻ったところで見つけたのは秩父神社の宮司家「薗田家」。 天保年間の表門と明治末期の主屋に格式の高さを感じます。
 そして、その向かいには昭和5年築の「宮前家」。和洋折衷の木造主屋と表門、玄関前のお庭も美しいお屋敷です。
〔15〕 お散歩アルバム[お元気三猿]  [つなぎの龍]
 秩父神社は約2000年の歴史を誇る秩父の総社。 天正20年(1592)に徳川家康の寄進によって建立された社殿は日光東照宮と同じ権現造りで、彫刻も見事です。
 とくに南面の「子育ての虎」と東面の「つなぎの龍」は、名工・左甚五郎の作と伝えられるもの。ははぁ〜! これが! と見上げます。
〔16〕〔17〕 お散歩アルバム[水占みくじ]
 また、北面の「北辰の梟」は知恵のシンボル。 受験合格や学業成就を願う絵馬に描かれ、人々の想いをぎっしりと受けとめています。
 神札所のそばで見つけたのは「水占みくじ」おみくじを開いてご神体山「武甲山」を水源とする伏流水の小川にひたすと、まあ不思議! 文字が浮かび上がってきました!
〔18〕
 秩父のシンボル武甲山は良質な石灰岩を産出し、明治期からセメントの原料として採掘。 街から眺めると山肌が白く、秩父の地場産業を支えてきた山の凄みを放っています。
 秩父の地場産業といえば「秩父銘仙」も忘れてはなりません。 古くより伝わり、明治中期から昭和初期にかけて鮮やかな色と大胆な柄で全国的に人気を博した絹織物です。
〔19〕〔20〕 お散歩アルバム[買継通り周辺]
 秩父神社の近くにはかつて、秩父銘仙の買継商と取引する織物工場の出張所が20軒以上建ち並んだ通りがあり、「買継通り」「出張所通り」と呼ばれていました。
 いまも昭和初期に建てられた木造2階建ての出張所が残っていて、2戸1棟造りの建物にはいい感じの路地。内部はお店などに再利用されています。
〔21〕
 大正時代に銘仙問屋だった「旧柿原商店」の店舗と土蔵は、「秩父ふるさと館」に改装。 秩父の郷土料理を食べられる飲食店や地場野菜を買える土産店が入っています。
 手作り雑貨の店には秩父銘仙で作った小物。 無料休憩スペースでのんびり休んで、古い建物ってどうしてこんなに心が和むのかなあ〜。
〔22〕〔23〕 お散歩アルバム[本町交差点周辺]
 本町交差点の周辺を歩くと織物を保管したと思われる土蔵やノコギリ屋根の織物工場のほか、明治後期に建てられた芝居小屋「秩父国際劇場」(昭和期は映画館に改築)、花街だったというあたりには妓楼の建物も見つけられ、当時の活気を想像できます。
〔24〕 お散歩アルバム[秩父館]
 また、旧秩父往還沿いでは明治初期築の商人宿を観光客の休憩処にした「ほっとすぽっと秩父館」、江戸後期築の造り酒屋「武甲酒造柳田総本店」の店舗が重厚なたたずまいを見せ、タイムスリップもどんどん時代を遡ります。
〔25〕
 「曳き廻される屋台がぎしぎし唸るのが聞こえるのよ。あれは一生に一度は生で見ないとね」と秩父の人が言うのは、12月2日と3日に行われる秩父神社の例大祭「秩父夜祭」
 「秩父まつり会館」で屋台がけん引される迫力満点の祭りの映像を観ると、その熱気と興奮がじわじわじわじわと伝わってきて、いてもたってもいられない気分になります。
〔26〕〔27〕
 そこで(!?)、今回は秩父在住の友人撮影師Sさんと待ち合わせ。織物工場の出張所を改装した「泰山堂cafe」でひと息ついてから、秩父名物のホルモン焼きの店に連れていってもらい、七輪の炭火でジュ〜ッ!  新鮮なホルモンを香ばしく焼き、ニンニクの効いたタレでいただきまーす!  食感のよさと噛めば噛むほどあふれ出るホルモン独特のコクと甘みがたまりません!
〔28〕
 そして食後には、織物工場の出張所を改装した「cafe&bar Shu-Ha-Li」へ。 建物の端々に積み重ねられてきた時間を感じながら、おいしいお酒をグビグビ!  あっという間に最終電車の時間となり、あわてて駅へ向かったのでありました。秩父、いいところだなあ〜!

インフォメーション
  • 秩父まつり会館 9:00〜17:00(入館は16:30まで。12〜3月は10:00から) 第4・5火曜休(祝日は開館) 大人400円
  • 泰山堂cafe 12:00〜19:00(L.O.18:00)、金・土曜は〜22:00(L.O.21:00)まで 火・第3水曜休
  • cafe&bar Shu-Ha-Li 15:00〜17:00(L.O.16:30)、18:00〜23:00(L.O.22:30) 日・月曜休

イベント情報
  • 毎月最終日曜10:00〜16:00(売れ切れ次第終了)、買継通りにて知々布織女の会による「はなみ小路 軒下市」開催。帯、コースター、バッグなどのオリジナル布製品が並び、食べものの販売もあり。
    また、当日は着物を着て、買継通りの「ちちぶまちづくり工房」にて発行の着物パスポートを提示すると、周辺商店街の約30軒の協賛店にてさまざまな特典を受けられる。
  • 武甲山の麓にある「羊山公園」(西武秩父駅から徒歩20〜30分)では4月上旬〜5月上旬、約40万株以上の芝桜が開花。17600平方mの敷地にピンク、紫、白色の花のじゅうたんが広がり、見ごたえたっぷり。

地図  西武秩父駅から御花畑駅、秩父駅周辺に広がる秩父の街へ! (PDF、174KB)

このページの先頭へ

ホーム インフォメーション 地図 前のページ 次のページ

<ご注意>
この記事に掲載された各種料金、価格、費用など、ならびに交通手段や経路、周辺の状況、所要時間などは、実際の歩行日あるいは記事執筆時点のものです。 お散歩隊が保証するものではありませんので、必要に応じて各自で最新情報をご確認のうえお出かけください。

地域別  沿線別  テーマ別  全コース一覧  おすすめコース  マイコースを投稿する 
あれこれ雑記帳  当サイトご利用規約  情報保護ポリシー  デザインポリシー  よくある質問  サイト運営企業 

Copyright © 2011 TOKINOARCH , オフィスおさんぽ , All rights reserved.


ホームへ
ホーム  地域別  沿線別  テーマ別  全コース一覧  リンク集  お散歩アルバム